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書籍出版のお知らせ自然体験論

グリーンウッド自然体験教育センター書籍出版 第2弾!

NPOグリーンウッドの実践事例を基に理論化した初の専門書!!




本:自然体験論 自然体験論 農山村における自然学校の理論
野田 恵 著 

【著者略歴】

1977年生まれ。東京農工大学農学部にて環境教育を専攻。
修士課程を終了後、長野県泰阜村にあるグリーンウッド自然体験教育センター研修職員を得て同職員。
現場での勤務を経て、東京農工大学連合農学研究科へ進学。2010年に同課程を修了、博士(農学)。


【内容抜粋】

*自然体験を通じて子どもたちの得ているものとは? ツリーハウス建設の事例から

・・・このような助け合いが生まれるのは、スタッフが「助け合いなさい」と指示しているからではない。子ども達は、自分の行為をほかの人々と関連付けて、その行為の結果を認識しており、ともにツリーハウスを作るという「共同の活動」を通じて、子ども達の観念や信念といった「minds(知的な心)」が形成されているからである。・・・つまり、行為の「意味(ミーニング)」連関を十分理解しているからこそ、子ども達は協力し合っているのである。(P152・5章より抜粋)

*都市の子どもにとっての「非日常的経験」の意義とは?   

都市の子どもたちが農山村などを訪問して行う自然体験学習に対しては「非日常のものになっている」とか、「一過性のイベント的なもの」「辛辣なものになるとただの「物見遊山」といった批判が向けられることもあるという。
非日常の経験に意義がないからではなく、前述したように、従来の教育学がこのような非日常性を持つ経験の意義に着目してこなかったことに、むしろ要因があると思われる。(p32―33・2章より抜粋)

*だいだらぼっちの卒業後、こどもたちはどうなる? 追跡調査とインタビューから

―だいだらぼっちから帰って来て、普段の生活になじめないのでは、と思う人もいるようですがいかがですか?
母:行く前はそう思っていました。マサを行かせたいと言った時に、R父親は「都会に順応できない子になっちゃう」って言いましたね。
父:うん。でもそんなことはなかったね。結局表面的には変わった様子はないですよ、全く。だけど・・・(略)
⇒卒業生たちの成長とは?だいだらぼっちでの経験の特徴とは何かが明らかになる6章。



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