山村留学・だいだらぼっち
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山村留学・だいだらぼっち2014年だいだらぼっち 日々の様子> 7月2週

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< 7月第2週 ・7/7〜7/13 >

この日は薪作業。
ずっと残っていた太くて固い“割りにくい薪”をみんなで片づけようと作業日をとりました。手ごわい薪を相手に奮闘します。
一人で割れないものはみんなで!
切れ込みが入っているのに割れない薪を3人力をあわせて引っ張ります。単純なことですが、協力すればできるんだ、ということを体で実感していきます。
この日は同時に陶芸の素焼きも行われていました。
みんながもの作り教室で作った陶芸作品を初めて自分たちの手で焼く第一段階です。さぁ火をつけて始まります!
ガスで焚いている今回の窯。ガスの圧力を変えながら温度を調節するのです。
温度変化を確認するため温度グラフもつけていきます。ここで間違えたらみんなの大切な作品が台無しになってしまう可能性もある作業!算数で習ったグラフの書き方を思い出しながら真剣な表情で相談しています。
「ねぇ見て見て〜!」とけんけんのうれしそうな声。段ボールで作ったお手製甲冑を自慢げに披露してくれました。早速装着、なかなか様になっています!
この格好でチャンバラをすれば気分はすっかり戦国武将?楽しそうに外を走り回っています。
雨が降っていたこの日。
ちょうど遊びに来ていた保護者の方も交えてトランプ遊びが始まりました。最初は少人数だったのですが、私もまぜて!と、どんどん人が増え、大トランプ大会になっていきました。
こちらでは、美容師をしていた保護者の方がこどもたちの髪を切りに来てくれました。保護者の方々もそれぞれできることをだいだらぼっちに持ち寄ってくれます。短くカットしてもらったり、かわいい編みこみにしてもらったり…。みんな夏休み前にすっきりすることができました。
突然始まった腕相撲ブーム。あちこちで「勝負しよう!」と声が上がります。
女の子が多い今年のだいだらぼっちメンバーでも、日ごろの作業のおかげか力自慢は多数!頼もしい限りです。
ご近所のおじいちゃんからジャガイモをたくさんいただきました。せっかく沢山いただいたんだから何かできないかなぁ…と言っていると、ののとサスケがポテトチップスを作り始めました。
薄くスライスして、揚げて、塩を振って…がんばって作っただけあってとってもおいしい大人気おやつになりました。
こちらも頂きもののインゲンを嬉しそうに食べるともぎ。ご近所のおばあちゃんが、「たくさん採れたから取りにおいで」とわざわざ電話をくれたのです。
だいだらぼっちではこうしてたくさん採れた野菜をよくいただきます。煮物や味噌汁、素揚げ、漬物…とどれも素朴な料理ですが、本当の豊かさを感じる食卓です。
おぐ <おぐのコメント>

だいだらぼっちでは、18人のこども。しかし、ここで暮らしている人だけでだいだらぼっちの生活が成り立っているわけではありません。
今週もご近所さんから野菜をもらったり、保護者の方に髪を切ってもらったり…と応援してくれる人が身近にいることを実感するような出来事が沢山ありました。



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