山村留学・だいだらぼっち
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山村留学・だいだらぼっち2012年だいだらぼっち 日々の様子> 2月1週

山村留学・だいだらぼっち
   
  


< 2月第1週 ・ 2/4〜2/10 >
暮らしの学校 だいだらぼっち さちが、夜のおかってでイスづくりをしています。
だいだらぼっちでは、夜のおかってでこどもたちが刃物を使ってものづくりをしている風景は特別なことではありません。
暮らしの学校 だいだらぼっち 「染物をしたい!」ということで、近所の方に梅の枝をいただき、染物をすることになりました。梅の枝は淡いピンク色に染まります。
まずは枝を運んで、この後細かく枝をチョキチョキ切ります。
暮らしの学校 だいだらぼっち ガッツィーが相談員ののってぃーに教えてもらいながら、たぬきの皮をなめしています。頑張って自分で皮をなめして、たぬきの毛皮を手に入れたいのだそうです。
暮らしの学校 だいだらぼっち かいとMJが玄関で日向ぼっこをしながら話しをしていました。
2人は中学1年生のクラスメイト。とっても仲が良いのです。
こんなふうに友だちといつでも他愛のない話ができるのも、だいだらぼっちの良いところです。
暮らしの学校 だいだらぼっち 相談員のしん、ぱるの第2子である「彩葉(いろは)」ちゃんが生まれてから初めてだいだらぼっちのこどもたちの前に顔を出してくれました!赤ちゃんを前に、みんなの顔が笑顔になりました。
暮らしの学校 だいだらぼっち こちらは登り窯のレクチャーの様子です。継続のメンバーが、新規のメンバーに模型を使って登り窯の構造を教えてくれています。
これから自分たちが焚く窯の中を知っていることは、とても大切なことなのです。
暮らしの学校 だいだらぼっち こちらは火入れ式の様子です。今回は火熾しで火をつけました。
なんと、火熾し開始からたったの5分程で火は熾り、無事に登り窯に点火されました!
暮らしの学校 だいだらぼっち この大きなレンガの塊の中を、薪と自分たちの力だけで1200度まであげるのです。こどもたちは、4時間ごとのローテーションを組み、24時間、4泊5日、ずっと薪をくべ続けるのです。
暮らしの学校 だいだらぼっち 時間が経つと、窯の中はサングラスがなければ見えない程にまぶしくなります。こどもたちは、窯の中を見、炎の音を聴き、見えない窯の中の炎の走り方を想像し、五感をフルに使って窯と向き合い、集まった仲間と一緒に窯焚きをしました。
暮らしの学校 だいだらぼっち 日曜日の午前8時頃、無事に焚き上げを迎えました。
何かを一生懸命やりきった後のこどもたちの笑顔は最高です。
みんなよく頑張ったね!お疲れ様でした!
かおるこ <かおるこのコメント>

今週は、1学期からずっと準備してきた登り窯の窯焚きがありました。登り窯は、10ヶ月間の仲間との暮らしの集大成です。
だいだらぼっちの窯焚きは、「窯焚きがわかる大人が指示を出す」のでもなく「こどもの中で、できる子がやる」ものでもありません。
こどもたち全員が棟梁になり、自分たちの頭で考え意見を持ち寄り、みんなで判断して窯焚きを進めていくのです。そこには、10ヶ月間一緒に暮らした「仲間への信頼」が確実に存在しています。
窯焚きでは、お互いに相手を信じ、自分の当番でないときには仲間に窯を預けます。信頼されている実感を持てる窯焚きを経験したことで、こどもたちはまた一歩成長しました。
2012年の仲間との暮らしも、残り1ヶ月となりました!
仲間と過ごせる一日一日を、大切に過ごしてほしいと思います。






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