山村留学・だいだらぼっち
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山村留学・だいだらぼっち2011年だいだらぼっち 日々の様子> 1月3週

山村留学・だいだらぼっち
   
  


< 1月第3週 ・ 1/16〜1/22 >
週の最初の月曜日、3学期暦を話し合いました。泣いても笑ってもこのメンバーでのだいだらぼっちの暮らしは3月いっぱい。やりたいことの話になるとみんな目を輝かせて手を上げます。さあ3学期はどんな予定になるのでしょうか。
夜から降り始めた雪が積もって、朝起きると一面真っ白に!学校から帰ってきたこどもたちはそりすべりにかまくら作りと雪を満喫していました。最後はみんなで雪合戦!文字通り真っ暗になるまで遊びつくしました。あー楽しかった!!
今日はシナモンの誕生日。相談員のたまがりんごのケーキを作ってくれました。みんなと暮らしている中で自分だけが特別なのは、ちょっと恥ずかしいけどやっぱり嬉しい、そんな瞬間です。誕生日おめでとう!!
毎週ある教室も3月までを数えてみるとあとわずか。1学期から始まって、2学期を経てできることもだんだん増えていきました。今はそれぞれの個性が光り、作品作りの幅が広がっています。みんな登り窯に向けての作品作りに気合が入っています。
チロルと相談員のぱるが納豆作りに挑戦です。
昨年のリベンジということで気合が入っています。わらを束ねて、間に大豆を詰めていきます。今はストーブのそばで発酵中の大豆。
出来上がりが楽しみです。
今年初めての山出しに向けて、棟梁のチロル、ぶん、さち、ふきすけ、かい、そらち、ゆうやんが中心になってみんなで作戦会議をしました。山出しは薪の暮らしをしているだいだらぼっちにとって原点になる大事な作業です。
さあ山出しが始まりました。雪の中で大変な作業でしたが団結して頑張りました。左側の斜面に落ちている丸太をみんなで引っ張り出します。引っ張った時に巻き込まれることのないように、計算してロープを固定します。「いいよー!」
棟梁の合図で声を合わせて引っ張ります。
最初は「せーの!」だった掛け声が「わっしょい」になったり「いいぞいいぞ」と合いの手が入ったり。雪で滑りそうになりながらも斜面から丸太が見えてきて、それを引き上げきった時の達成感はなんともいえません。
今日は駒ヶ根のスキー場に遊びに来ました。みんなとても楽しみにしていて、ゲレンデに着くなり大興奮。ウィンタースポーツを楽しみました。まずはしっかりと準備して、きちんと片付けができて、はじめて楽しい時間が生まれます。
スキーに行かずだいだらぼっちに残ったひーたんときょうこ。色々考えた結果お昼ご飯は湯豆腐に。いつもなら一つの鍋を囲むなんて絶対できないこと。ずっとだと寂しいけど、たまにならこんな時間もいいかも、なんて。のんびりと休日を満喫していました。
スタッフ・あしも <あしものコメント>

今週末の山出しは雪の降りしきる中での大変な作業でした。みんなで出した薪は軽トラックと1トントラックに乗せられるだけ乗せて持って帰ります。こんなにたくさんの薪を使うの?と思う驚きの量ですが、陶芸の窯焚きでは使ってしまうのだとか。実際、生活の中でも薪はどんどんなくなっていきます。いっぱいだったはずのお風呂場の薪がいつの間にかすっからかんになっていたり、あんなにあったストーブ用の薪が半分以上なくなっていたり。薪の量は目に見えるからこそ、自分たちがどれだけ使ったのか、無駄に使っているのかが分かります。普段電気やガスを使っているとなかなか実感がわかないエネルギーのこと。薪の暮らしだからこそ見えてくる大切な学びだと思います。



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